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大手銀5行の住宅ローン金利、4月から変動型0・15~0・25%引き上げ…契約者の負担増加

出典:讀賣新聞オンライン

 大手銀行5行は3月31日、4月から適用する住宅ローン金利を発表した。契約者の8割前後を占める変動型の基準金利を全行が引き上げ、上げ幅は0・15~0・25%となる。固定型(期間10年)も全行で基準金利が引き上げられ、契約者の負担が増すことになる。

大手銀行の4月の住宅ローン金利
大手銀行の4月の住宅ローン金利

 三菱UFJ、三井住友、みずほ、三井住友信託、りそなの発表によると、変動型の基準金利は、年2・625~2・875%になる。新たな基準金利は、新規に借り入れる場合は4月1日以降、既存の契約者は6~7月頃から適用される見通し。実際の住宅ローン金利は、各行が借り手の信用度に応じて基準金利よりも低く設定する優遇金利の幅で決まる。最も低い金利で借りられる最優遇金利も全行で上がり、年0・525~0・925%になる。

 期間10年の固定型の基準金利の上げ幅は0・10~0・28%で、最優遇金利は三井住友を除く4行が引き上げ、年1・850~2・285%になる。

 住宅ローンに連動する金利指標や長期金利が上昇傾向にあることが影響した。ファイナンシャルプランナーの原絢子氏は「借り入れ前に固定や変動で返済のシミュレーションをして、家計の状況に応じた選択をする重要性が増している」と指摘している。