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連帯保証人の責任の範囲が広い

2018.11.16お知らせ

連帯保証人になった時のリスクとして挙げられるのは、責任の範囲がとても広いということです。もしも住宅ローンの返済に滞納があった場合には、返済の義務が連帯保証人へ発生することになります。その際には、債務者と同等の責任を負うことになるでしょう。その理由は、連帯保証人が債権者に対して、3つの権利が持てないためとなっていて、連帯保証人にあるリスクがとても大きいことが分かります。一つは、催告の抗弁権がないということで、二つ目は、検索の抗弁権がないということ、最後の三つめは、分別の利益がないということです。親族や友人などに頼まれて、気軽に引き受けてしまう人もいる連帯保証人ですが、全ての責任を共に負う覚悟がある場合にしか引き受けないようにした方が、自分自身や家族の生活を今まで通りに維持できます。

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