新着情報

リースバックの対象

2018.11.29お知らせ

リースバックは多額な負債を負っている人に大変有利な返済方法なのですが、誰でも対応可能というわけにはいきません。

リースバックが適用されるのは子どもがまだ小さいために、今すぐ学校を変えるのは子どもに与える影響が大きく、すぐには引っ越しができないといった人や、事業登録をすぐには解消するのは困難、買い手がみつからないといった困難な状況を抱えていると、認められる人がほとんどです。

このまましばらく住み続けたい、住み続ける以外に解決策がないといったのっぴきならない諸事情を抱えているひとたちが多く、本来の任意売却の形から考えるとかなり緩さが目立つ負債の返済方法です。

中にはペットとの暮らしをこのままここで続けたいという人や、事業融資で多額の負債を抱えてしまったので効率よく返済したいという人、老後資金のためにといった理由で利用する人もいますから、けして重篤な事情を抱えた人ばかりではなく、手軽に利用されている状況も見えてきます。

最もペットといえば犬や猫が日本では多いのですが、家を傷つけたり吠え声が近所迷惑になりやすいこともあって、手軽な引っ越しがしにくい現状があります。海外のように広大な土地が少ない日本ならではの違いの事情もありますから、リースバックはある意味日本人にあった不動産売却方法でもあります。

ペットとの生活を引っ越しできない理由にあげられる背景には、動物愛護の思想が国内でも広がっていて、ペットも家族の一員と考える人が増えてきた事もあります。

最も利用頻度が高いのはやはり簡単には返し切れな高額な負債を抱えた人たちではないでしょうか。とりわけ日本では高齢者の貧困や親の介護が原因で破産する人が増えているなど、社会不安も広がっていますから、最悪な状況に立たされている人は特に、不動産会社や投資会社などに相談してみるのが賢明でしょう。

リースバックは任意売却の延長線上にあるように、債務を長期滞納している人の救済活動との面も強いですから、売却するメリットが十分認識できても、以上のような理由で引っ越しができないという人たちへの、究極の救済対策なのです。

実際多重債務で自己破産を選択する人も増えている現状に、危機感を覚える一部の専門家らにも推奨されている方法でもありますから、選択肢に入れておいてみてはいかがでしょうか。

menu